アキレス腱断裂の縫合手術後41日目の今日は、内山式装具を使い始めて30日目になりました。
アキレス腱断裂後49日目、手術後41日目、退院から36日目です。
前回のリハビリ、そして内山式装具の前傾角度の変更からほぼ1週間経ちました。
アキレス腱断裂 手術後41日目の状況
内山式装具での歩行
昨日のリハビリにて、内山式装具の角度が最終形である10度となりました。
この角度は直立した状態で、10度まで前傾できる様にストッパーを調整したもので、ギプスから装具につけ変えた直後は20度だったので、30度の差ができたことになります。
段階的に-20度、-10度、0度、10度の4段階を経た最終形です。
たかが10度ですが、直立と前傾10度は結構違っていて、かなり普通に近づいた感じを受けます。

内山式装具 前傾0度

内山式装具 前傾10度
この角度の状態で約1週間過ごした感想としては、歩行時の足の開き(がに股感)、歩行速度の2点で変化が大きかったです。
歩行時の足の開き(がに股)
足首が前傾できない時は、少し大きな歩幅で早く歩こうとすると、患足の右足を外向きに開かないといけませんでした。
右足を外向きでなく、健常な足の様に前向きに出してしまうと、足首が曲げられないので、左足が前に出せないのです。
これが、今回10度でも曲がる様になったので、がに股を抑えて前向きに出しても、歩ける様になったため、歩き方がかなり自然になりました。
歩行速度
上記の様に、自然に歩けるため、歩行速度もそれに応じて早くなりました。
完全に普通な歩き方ほどは、左足をそれほど前に出すことはできませんが、少しだけがに股にすると、私の健常時の歩幅が取れ、歩行速度もほぼ健常時と同じくらいになります。
筋肉痛
前回のリハビリで新たに加わった「かかと上げ」ですが、結構きつかったです。
特に立位でのかかと上げは、普段の運動としてもしんどいくらいなので、左右の足のバランスが悪い状態でやると、それをカバーすべく全身の筋肉が動いて、あちこちで筋肉痛が出てきました。

アキレス腱リハビリ かかと上げ(立位)
リハビリをがんばって、回復を早めようとしたのが、かえって筋肉痛を強めてしまった様です。
自宅内での裸足歩行
自宅内では、装具はつけずに過ごしていますが、これもかなり自然な動きになってきました。
つまづいて転ぶなどのリスクはあるのですが、この心地よさはやめられません。
朝、起床して筋肉が固まっている際とかは怖いので、しっかりマッサージしてからベッドを出ることや、電源コードなどがごちゃごちゃとしているところは気を付けるなど、少し注意しながら過ごしていて、今のところ、ひやっとすることはありません。
アキレス腱断裂の時系列の流れ
このブログは、40代後半のサラリーマンが、フットサル中にアキレス腱を切ってから、診察、入院、手術、自宅療養、リハビリを経て、復活するまでの約半年間のストーリーです。
それぞれのタイミングでの出来事、考えたこと、あとから思うと「こうしておけば」なんてことをつらつらと書きとどめています。
今、まさにアキレス腱断裂をしてしまった人、手術の方法や病院を悩んでいる人、リハビリに苦労している人、そういった方々に少しでも有益な情報がお届けできれば幸いです。
たまたま、このページに飛んで来れられた方も、一連の流れを順を追って読んでいただくには、このサイトのトップページである「アキレス腱断裂から復活への道のり」に、時系列で全体像を示すとともに、それぞれへのリンクがありますので、サイトのトップページ「アキレス腱断裂から復活への道のり」をご覧ください。